でかポインタ

とにかく大きなマウスポインタ.

土佐で産まれました

でかポインタ動作イメージ

2004年3月,国立大学法人化を目の前にした月末に,高知盲学校へ訪問する機会がありました.そしてその晩,訪問に関して窓口になって頂いた上光先生と高知女子大の吉野先生とお食事をご一緒させていただきました.そこで,ご自身も弱視でいらっしゃる吉野先生が「とにかく大きなマウスポインタってないのかしら」とおっしゃられるので「でも先生,ポインタが大きかったら裏は隠れてしまいますよ,わっはっは」などと答えていたのですが,とにかく試してみないことには良いか悪いか分からないという話になりまして,夜中ホテルで1時間ほどかけて作ったのがこのソフトです.無線LAN完備のホテルでしたので,そのまま吉野先生にも送りつけてしまいました(:-).

その後ありがたいことに吉野先生からコメントをいくつかいただきまして,便利と感じるユーザもいるかもしれないなぁ〜,と思うに至ったので,ページ公開というわけです.

通常,マウスポインタというのは32ドット四方(だったかな)の大きさまでしか大きくできないわけですが,お察しの通りこのポインタは「矢印の形をしたウィンドウ」なのでこんなにデカいわけです.あとは...まぁ「あんだーまうす君」と同じ原理で,タイマとAPIでポインタ座標を取得,追従させる,という処理をしています.残念ながら,最初にTOPMOSTで一番上に持ってきて,あとはOSに任せてしまいます原理の都合上,スタートメニューやメニュー項目よりは下になってしまいます.ご了承くださいませ. その後PCの性能向上とユーザ様からの希望により,でかポインタミドル2,はメニュー項目より上に来るように50msごとに一番上にくるようにしてみました.もちろんその分マシンパワーを食います.

最初に使い方(特に終了の仕方は読んでおいて下さい!!)

アクティブにしておいてESCキーで終了します.アクティブにするというのは,タスクバーやAlt+Tabキーで選択するという意味です.たまに「終了の仕方が分かりません」とメールを下さる方がいるのですが,多分ここの欄を読んでいらっしゃらないのでしょう(^^;.どこぞの掲示板にも「終了の仕方が分かりません」とか書かれました.本体にヘルプなどないのでここを読まずに実行すると皆さん陥るワナのようです.

といった機能(だけ)があります.昔の色変化機能付バージョンは,中央移動のためのキー(Windowsキー+Shiftキー)を色変化に割り当ててあります.また,2009年リメイクの.NET版は透過レベルと色反転を変えるキー操作を入れました.

ダウンロード

ダウンロードは以下のリンクをクリックしてお好きな場所に保存後,実行してください.「.NET版」は.NET Frameworkが必要です(VistaやWindows7はそのままOKです.XPの場合は環境によっては.NET Frameworkをインストールしなくてはいけないかもしれません).一応ウイルスバスターでスキャンはしてありますが,気になる方は「保存」後,ご自身の責任で更にチェックしてからご利用くださいませ.

.NET版でかポインタ

すんごく久しぶりにリメークしてみました.保存・実行時に.NET Frameworkが必要ですよ,とメッセージが出る場合には.NET Frameworkをダウンロードしてセットアップ後にお使いください.
せっかく(?)なので,透過ウィンドウにしてあります.初期値は0.7です.実行直後に上下矢印キーで透過レベルを0.1単位で変更できます.また,実行直後に左右矢印で色が黄色と黒に変化します.これらは実行後いつでも「でかポインタ」をアクティブにすれば操作可能です.あとは前述の使い方の通りです.Win+Ctrlで隠れてWin+Altで出てきます.Win+Shiftで画面中央に移動します.残念ながらシンプル仕様?なので,色や透過レベルは保存されません.(2009.6.22)

ミドルをお使いの方からご連絡を頂いた機会に.NET Middle版も作りました.(2010.5.10)

通常版でかポインタ

2004年に作ったものです.新しいOSだと不具合が出るかもしれません.また,当時のマシンパワーを考慮して.NET版では50msごとに最前面に描画しているのですが,通常版では再描画時のみですので,スタートメニューや普通のメニューよりはウラ側になってしまいます.十分なマシンパワーがある場合は.NET版をおススメいたします.

バリエーション(?)

BBSでご要望のあった「小さい"でかポインタ"」というナゾなネーミングのものも作ってみました.大きさが小さくなると,ウィンドウの形がゆがんでいきます.細かく指定すればいいだけのことなのですが,グリッドそのまま使ってしまったので…すみません.(2004.8.2)


「色はご指定いただければカスタマイズいたします.」...と書いていたら2004年5月頃に点訳関連の方からご要望がありました.しばらく公開していなかったのですが,意外と好まれる方もいるかもしれませんのでリンクします.赤いでかポインタの方は,WindowsキーのないIBMPCをお使いの方のために作ってあるため,キーバインドが少々異なります(2004.10.11)


2006年の秋に,群馬高専の学生さんから「タイマーで毎回最上部に描いたらメニューより上に来るのでは」というコメントをいただきました.実はその方法は当初から試してはいたのですが,どうもマシンパワーを食いすぎるようなので,止めていたんですね.でも,試しにやってみたら最新のPCならば動きも悪くなさそうです.2年半という期間のグラフィック性能向上を実感しました.そして時を同じくして,別の方から「色がキーで反転するといいなぁ」というコメントもいただきましたので,「キーによる色変化機能とメニューより手前に描画させるバージョン」を作ってみました.本来は背景に合わせて反転色になると良いのですが,簡単のため黒に変化するだけです(^^).後者の方の好まれる大きさがミドルだったので,とりあえずミドルのみ作りました.その後何人かの方に試していただき,好評なようなのでリンクしときます.(2007.1.22)

色反転キーには,通常のでかポインタの中央移動操作のキーである「Windowsキー+Shiftキー」を割り当ててあります.よって,中央移動操作はできません.ご了承ください.キーの割り当てはいつも悩むところです...

また,上記のように,「常に最上部に描く」という処理をしています.これは非常にグラフィックパワーを食うと思います.描画性能が非力なPCだと,ポインタの描画がおかしくなることもあると思いますのでご注意ください.