電子透かしの原理

電子透かし
Digital Watermark

電子透かしという言葉から連想するのは「お札の透かし」です。お札の透かしは光にかざすと濃淡が見えるように作ってあります。高度な技術だと思いますが詳細はよく知りません。通常の利用で気にすることはほとんどありませんが偽造防止の一手段となっています。現在では偽造防止には透かし以外にもマイクロ印刷、ホログラムストリップなど他の方法も多く採用され、総合的な偽造防止対策が講じられていることはご存知ですね。

では、電子透かしとはどのような技術でしょう?

1.電子透かしの目的
ディジタルコンテンツ(画像、音楽など)は簡単にコピーでき、しかもコピーを繰り返しても品質の劣化は起きません。不正コピーを防止するにはどうすればよいか。そこで二つの考え方が出てきます。一つはコピーを完全に不可能にしてしまおうという考え方、他の一つは不正コピーされてもコピーされたものである、と主張できればよいのではないか、という考え方です。後者の考え方ですとコンテンツに何らかの目印をつけておけば自分の著作権の主張ができということです。著作権について勉強したい方は文化庁のHPをご覧になるとよいでしょう。何らかの目印、それが電子透かしです。ただ、何らかの目印、それが目に付くようであってはコンテンツを鑑賞する上で困る、だって邪魔になりますね。また取り除かれたら役に立ちません。だからお札の透かしのように目立たないようにつけておきましょう、そして簡単に取り除けないようにしておきましょうというわけです。目に見えないので不可視型電子透かしと言います。一般的に電子透かしといえばこのタイプです。一方、目に見えるすなわち可視の小さなマークを付けておくという方法も考えられます。それを可視型電子透かしと言います。この場合は可視マークを除去できるようになっていて、またそれとは別に不可視の電子透かしも埋め込まれています。お札の透かしと似ていますか?似ていませんか?
また、電子透かしには幾つかのことが要求されます。その一部を下記に示します。
1)電子透かしは情報を埋め込んでも元のコンテンツの情報量は増大しない。
2)電子透かしを埋め込んでも元のコンテンツの品質を損ねない。
3)電子透かしは随時取り出すことができる。

2.電子透かしの原理

3.電子透かしの用途

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