[筑波技術大学 情報システム学科の中庭。桜が舞い、オリエンテーションのざわめき。]
かのん(F):(緊張) 今日から、私の学生生活が始まる…パソコン、いっぱい勉強したい。
だいち(M):(明るい) 初めまして!だいちです。同じ学科?
かのん(F):(笑顔) うん、かのんっていいます。だいちくん、よろしくね。
ゆうた(M):(柔らかく) ゆうたです。情報システム、ワクワクするよね。
かのん(F):(決意) 私、将来はシステムエンジニアになりたいんだ。それで、世界中を旅行してみたい。
だいち(M):(前向き) いいね!だったら、まずは一緒に勉強しよう。ラボ、案内するよ。
ゆうた(M):(提案) 3人で勉強会つくろう。週1で集まって、小さなアプリ作りから始めよう。
かのん(F):(感謝) ありがとう。二人となら、きっと頑張れる。
[静かな実習室。モニターの光、キーボードの音。ホワイトボードに「チーム旅ログ」と書かれている。]
だいち(M):(集中) APIから地図データを取って、旅の写真と一緒に表示する…こんな感じは?
ゆうた(M):(冷静) バックエンドは俺が担当するよ。認証とDB、セキュリティも見たい。
かのん(F):(挑戦) フロント、私がやる!アクセシビリティにも配慮して、誰にとっても使いやすくしたい。
だいち(M):(励まし) いいね、色コントラストとキーボード操作、チェックしよう。
かのん(F):(小さな焦り) バグが出た…でもGitのブランチ切って、テスト書いて、落ち着いて直す。
ゆうた(M):(頼もしさ) ログ見た。原因はタイムゾーン。世界中で使える設計にしよう。
かのん(F):(ひらめき) それだ!言語と通貨も切り替え可能にしたら、旅する人に優しいよね。
だいち(M):(興奮) 学園祭で発表しよう。ユーザーからのフィードバック、山ほどもらえるぞ。
かのん(F):(胸高鳴る) 夢の第一歩が形になっていく…!
[卒業式の日。青空と学位記。数週間後、東京のオフィスにて。]
かのん(F):(しみじみ) 卒業か…ありがとう、だいちくん、ゆうたくん。次は現場で証明する番だ。
だいち(M):(温かく) おめでとう。俺は国内のSIで基幹システムやる。いつか連携しよう。
ゆうた(M):(にっこり) 俺はクラウドの会社。世界中のリージョン使う案件、増えてるよ。
[新しい職場。かのんのデスクに世界地図。プロジェクト名「Global Journey」。]
かのん(F):(決意) 海外拠点と連携するモバイルシステム…設計の要は、現地の使い方を理解すること。
上司(M):(信頼) かのんさん、初の出張はシンガポール。その後はベルリンも。現地ユーザーの声を持ち帰って。
かのん(F):(高揚) はい!ユーザーインタビュー、アクセシビリティ評価、負荷試験の計画も立てます。
[数カ月後。シンガポールのカフェ、深夜のビデオ会議。]
だいち(M):(画面越しに) どう?現地の反応。
かのん(F):(手応え) 動作が軽くて使いやすいって。多言語対応が好評。次はオフライン機能を強化するよ。
ゆうた(M):(頼もしさ) それならエッジキャッシュ使おう。俺、構成図送る。
かのん(F):(自信) ありがとう。世界を動かす設計、チームでつくれてる。
[数年後。里帰りで大学の講義にゲスト登壇。背後のスクリーンに各国の写真—リスボン、ナイロビ、バンクーバー、ハノイ。]
かのん(F):(晴れやか) 私は今、システムエンジニアとして世界を旅しながら働いています。設計は現地の声から生まれます。
学生(Q):(好奇) どうやって最初の一歩を?
かのん(F):(丁寧) 仲間と小さく作って、ユーザーに届けて、改善を続けること。大学のラボで学んだ姿勢が核でした。
[国際カンファレンスのステージ。リリースした「旅ログプラットフォーム」の新機能を発表。]
かのん(F):(情熱) 今日、アクセシビリティ監査を自動化するツールを公開します。誰もが使える旅の体験を、標準にします。
だいち(M):(客席で) かのん、最高だ!
ゆうた(M):(誇らしげ) 次は宇宙にも対応だな。冗談だけど。
かのん(F):(笑顔) いつか、ね。私の旅は続きます。世界中の人と、より良いシステムを。
[舞台袖。窓の外に夜景と飛行機の灯り。]
かのん(F):(穏やかな喜び) あの日の夢は、今の景色になった。次の行き先でも、また新しい一歩を。
[暗転。]
桜舞う中庭で始まった私たちの春、コードに未来の旅路を描き出す。
静かなラボの夜、「旅ログ」の画面に、誰にもやさしい光を設計する。
バグは味方だと笑い、テストとGitで積む一歩、色と対比が道しるべ。
学園祭のざわめき、世界地図にピンを刺すようにユーザーの声を集めた。
学位記抱きしめて、シンガポールへ、ベルリンへ、現地の暮らしから学ぶ設計。
多言語と通貨が踊るUI、時差を越えてエッジが運ぶ軽さと確かさ。
夜景と飛行機の灯、会議の窓に映る笑顔が私たちのコンパスになる。
夢は現在地、次の一歩へ——誰もが旅できる世界を標準にしていく。
ラボで芽生えた約束は、今もクラウドの空で脈を打ち、設計図は航路になった。