教室

情報システム学科の教室(講義室)は、各学年ごとにほぼ固定となっています。点字ディスプレイや拡大読書器といった支援機器が各学生に合わせて設置されることになるため、1年間座席も同じ場所となります。眩しい場所が苦手、左右の視力の差がある、というような個別の状況にも可能な限り対応します。
コンピュータ環境
ハードウェア
4年リースの小型PCにアーム付き24インチモニタを接続しているのが基本構成となります。耳を塞がないUSB経由の骨伝導ヘッドセットも全席備えてあります。スクリーンリーダーの音声と教員の音声を同時に聴取する工夫です。もちろん好みもありますので、イヤホンやヘッドホンに関しては、自由に自分のものを接続してもらって構いません。
拡大読書器の利用を希望する場合も準備します。教室の通路をふさがないよう、拡大読書器ユーザーの席は奥の方にしています。最近の拡大読書器はコンピュータの入力も可能なものがあるため、コンピュータと接続して2画面目として使う場合もあります。
点字ディスプレイもKGS社製のBT-46やNext Touch 40、Freedom ScientificのFocus40 などを揃えています。自分の点字端末をBluetooth経由で接続して使っている学生もいます。インデントの深さなども確認できるため、点字を利用できる学生さんはプログラムのソースコード編集に重宝していると思います。

ソフトウェア
音声利用者の端末には、PC-TalkerやNVDA、KCトーカーなどそれぞれの希望に合わせてセットアップしています。年間通してほとんど同じ席を使うため、ほぼ自分専用のコンピュータとなります。また、画面拡大ソフトウェアのZoomTextも希望があればインストールします。
サーバー環境
授業で用いるデータはサーバーに置いてあり、学生各自のコンピュータのネットワークドライブに割り当てられます。点字化されたデータやテキストデータを点字ディスプレイやスクリーンリーダーで読むことで授業が進められます。墨字教科書も拡大版を用意したりしています。
レポートの提出などもサーバーに接続されたネットワークドライブに保存するだけです。学生個人ごとに割り当てられたドライブにより、クラスメイト同士は見えず、教員とだけやりとりできるドライブが用意されています。大きなファイルを教員とやりとりする際にも使われます。またこれとは別にクラスメイト同士でアクセスできるドライブもあります。自分の作品をクラスメイトに公開したいときなどに役立っているようです。
寄宿舎からのアクセス
前述のサーバーのリソース(資源)については、寄宿舎からも自由にアクセス可能です。寄宿舎からレポートを提出したり、授業の予習をしたりすることができます。学科からコンピュータの貸し出しも行っているので、自分のコンピュータを持っていない学生でも利用できます。