3月に何校かお邪魔させて頂きました。

群馬県立盲さんでは、小学部の生徒さんを対象にバーコードワークショップ、高等部の生徒さんを対象にpythonの出前講座を実施させて頂きました。

小学生に楽しんでもらうということで、今回バーコードについては新たに教材を作り直しました。まずはいつものように「お菓子のバーコードをスキャン」して国番号や事業者番号などについて気づいてもらって説明します。いつもはPCを人数分持って行ったりするのですが、1台に3つのバーコードスキャナをつけて順番に操作してもらうことにしました。音声出力をするので、こちらの方が色々都合が良かったようです。

続いて、立体コピーでバーの数を数えて、ガードバーの存在や1つの数字が2本で構成されていることなどを学びます。そこから巨大立体コピーで7セグメントの構成であること、8桁の場合は右側が偶数パリティで左側が奇数パリティであることなどを伝えます。13桁が12桁で構成されていることや、右のパリティの組み合わせで13桁目が表されることなどは少し難しいので今回は省略。

最後にバーコードパズルです。ここの教材を新しくして、数字とバーパターンの対応が分かるようにしてみました。…が、もう少し改良の余地がありそうです。

一方の高等部の生徒さん対象のpythonでは、一通り「情報」の科目の方でプログラミングを学んだ生徒さんということで再帰のアルゴリズムを体験するものやライブラリのインストールとその利用の体験などをして頂きました。Webカメラを用いるサンプルを動かした時の楽しそうな様子にこちらも楽しくなってしまいました。