Lecco風景

ドイツ語でセミはZikadeと言うのですが、以前お世話になっているドイツ人がCicadaのドイツ語は何だっけ…と思い出せずにいるくらい「あまり使わない言葉」だったようです。欧州に関しては、学生引率の関係でコロナ以前は毎年異なる国を訪れていましたが、確かにギリシャ以外に夏にセミの鳴き声を聞いたことがないかもしれません。意外とセミの存在ラインは南なのか…と認識していました。

そんなことが頭の片隅にあったので、この夏に訪れた北イタリアLeccoでセミが鳴いているのを聞いた時には少し驚きました。イタリア語ではcicalaですね。以前からセミが鳴く地域なのか、温暖化の影響なのか少し興味があるところではありますが、周囲に詳しい人がいないので聞けずにいます。

セミの鳴き声を聞きつつ、イタリアでの宿泊場所から大学まで毎日片道1.5kmを歩きました。朝、歩道脇には回収を待つゴミ袋が並んでいます。「これも日本では見ない風景だよな~」と思いながら上を見上げてもカラスはいません。セミはいるけどカラスはいないのか…と全くの専門外の疑問がわいてきます。

カラスはどうやらヨーロッパにも分布しているらしいのですが本当なんでしょうか…。ゴミ袋を歩道に置いて回収する文化とカラスの存在についてどなたか詳しい人いたら教えてください。