しかしinvitation letterが届いてから、長らくご一緒させて頂いている新潟大の渡辺哲也さんが2023年6月にInclusive Data Visualizationに参加していた、という話を聞いて、渡りに船、色々聞ける、…と思うと同時に少し笑ってしまいました。20年前のドイツ在外研究員の時も彼の米国滞在の後でしたし、そういうイベントはトレースする運命なのかもしれません。
Schloss Dagstuhlに到着すると、まずは事前に聞いていた4桁のコードで解錠して、レセプションへ。専用アカウントと同じアカウントネームとパスワードをドアキーを、登録する機械(右写真)に入力します。NFCのブランクキーをかざすと、部屋番号に対応する鍵情報が書き込まれます。それ以降はカードキーで自分の部屋やエントランスを解錠することができるようになります。
最初に用意されていたテーマは「Chances of XR for people with accessibility」「Application Areas for People with impairments」「Accessibility for Social interactions」など、20種類に亘ります。
その後、2日目以降は「Non-Visual Interaction in XR」「Accessible Tangible Games」「AI as enabler for XR Accessibility」「Lower Vision Interaction in XR」などで、私はTangible gameのグループにずっと参加していました。
水曜日の午後にはエクスカーションがあり、希望者はバスでTrierに出向いて、短いガイドツアーに参加しました。何名かはTrierには興味がなかったり自分の仕事を優先させたりしてDagstuhlに残りましたが、その後合流してワイナリーの「Weingut-Weinstube-Restaurant von Nell」に全員で移動し、工場の見学と食事、そしてワインを楽しみました。
General Chairを務めさせて頂いたICCHP24も無事終わりました。正確な値ではありませんが42か国以上から学会スタッフ含めて370人程度の参加者、と耳にしました。お陰様で日本からの参加者も比較的多く、本学関係者の発表も院生2名を含んで9件と、多めの年になったかと思います。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
画像検索結果には、what you love / what you are good at / what the world needs / what you can be paid for の4つの円が描かれた図が並びます。 love / good atの重なるところにはpassion、love / the world needsの重なるところにはmission、the world needs / you can be paid forの重なるところにはvocation、you can be paid for / good atの重なるところにはprofession、そして4つの円が重なる場所に「ikigai」となっています。