トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

復活祭に関するレポート

名前だけは聞いたことがあるイースター.街が卵&ウサギで彩られる.

2005.4.6更新

復活祭とは

これまた謝肉祭と同様,Webで検索すると細かい情報はいくらでもある.googleでトップにくるWikipediaが分かりやすい.

復活祭はいつなのか

上記ページにあるように,復活祭の定義は「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」であり,該当日は毎年変化する.2005年の場合は3月27日であり,カールスルーエ周辺では前後の金曜と月曜も祝日であった.ドイツ全土でそうなのかは調べていない.ちょっと検索すると,イギリスでは3月最終週に固定されるようになったという記述も見られる.欧州は宗教ベースは似ていても,休日は地域によってかなり変わるようなのでもし春先に欧州に出かけられることがあるならば,その地域についてよく調べられることをお勧めする.何故なら,復活祭前後が休みな場合,お店も休日モードだからである.

イースターエッグ

イースターはドイツ語だとオースタン(Ostern).なのでイースターエッグもオースターアイ,となる.この時期,あちこちで卵の装飾品が売られている.また,てっきり装飾品だと思ったら色のつけられたゆで卵だったりもする.当然ながら食べないといけない(-_-;;上記写真のうち,フタに転がったいるのと左上,右下の3つが装飾品,残りの4つはゆで卵である.

そして,住宅街の窓辺には,卵に紐のついた飾りが下げられたりする.クリスマスのようにほぼ全ての家がなんらかの装飾を施すのが見られる.

オースタンハーゼ

卵と共に,ウサギも復活祭のシンボルだ.本屋や薬屋のショーウィンドウにもウサギが登場する.復活祭がらみの催し物に,卵型・ウサギ型のお菓子やチョコレート,オモチャなどを庭に隠し,子供たちがそれを探すというものがある.子供の通う幼稚園でも行なわれたらしい.上の写真は自宅での風景.この時,それらグッズを隠したのは「オースタンハーゼ」という設定?らしい.

ウサギのチョコレートがカゴに入っているのがわかる.これらお菓子2セットは大家さんから頂いた.

サマータイム

サマータイムの切り替わりは,この復活祭の日曜に行なわれるようだ(これも国や地域によって差があるようだが).今年2005年は,日本での導入が議論されているらしいが,どうなることやら(個人的には日本では意味がないと思ってます).切り替わりの日は,必然的に睡眠時間が1時間削られる.そしてこれは体験してみて初めて気が付いたのだが,1日にして日没が1時間遅れることになる.もともとこの時期は夕方6時半くらいまでは明るかったのだが,突然7時半まで明るい生活になるのだ.


[カールスルーエ滞在記TOP] [Home]